アトピー性皮膚炎と性
内容が内容なので、一応空白を置いておく。
生物の本懐は子孫を作る、命を繋ぐこととされる。
少なくとも私の両親の代までそれを続けてきた。だが私はそれを断ち切りたい。理由は他にもあるが、本記事ではアトピーの観点から記述する。
遺伝
アトピーは遺伝すると思われる。私は姉二人の三兄弟の末っ子であるが、三人が三人ともアトピーを患っている(いた。上の姉は見た目でわからないほど良くなっているが、油断すると肌が荒れるようなので体質自体は完治していない)。母もヒノキ木材などに近づくだけで花粉関係なしにアレルギー反応を起こしたり、叔母もそばアレルギーを持っている。これらから私たち兄弟は親からそういった体質の遺伝子を受け継いでこの疾病を患っていると考えられる。
何が言いたいかというと。
私が仮に結婚して性交して出産してもらったとすると、その子に私の忌々しい体質が引き継がれる可能性があるのである。
絶対嫌だ。
私の両親は産んだ子全てがこの体質で、相当な精神的苦痛を味わっているはずである。私たちが発症した頃から、食事面、住環境面、様々な方面で気を使い、数多の病院を駆け回り治療法を探し、ダニカビホコリがダメやら逆に清潔にしているのがダメやらどの薬草が、どの漢方薬が効くやらステロイド外用薬は必要だの諸悪の根元だの、この健康食品があの治療法が水素水がetc…(余談だが水素風呂は一定の効果があるかもしれない)
この体に産んだことを恨むこともできるが、親も望んで子供をこんな目に遇わせたわけではないしので考えないようにしている。正直子の立場ながら、また当事者であるにも関わらず親に同情すら感じる。
二人目までで察して、せがれは挑まないで欲しかったという本音もあるが。
ともかく、私には両親を見ていて親になりたいとは到底思えない。
余談・アトピーと性風俗店
余談とあるが元々こっちについて書きたかった節がある。
私は現在21歳大学生である。青春真っ盛り、いや青春の最後の灯火と言えようか?とにかく、いわゆる青春時代のうえ成人となったこの年頃ともなると、男なら仲間内で風俗店に興味を持ち始める奴がちらほらいるのが常である。
一方私は一切行く気が湧かない。
アトピー的な理由として大きいのは、まず向こうに歓迎されない。血液についてかなり神経質にならざるをえない業界である。高確率で体のどこかしらから出血している奴が歓迎されるわけがない。それはこちらとて一緒で、健常者よりも変な病気を貰ってくるリスクは高いはずなので、行こうと思わない。
余談の余談だが、友人からローションプレイがうんぬん等の話を聞いて、「変な成分入ってないかな、肌につけてかぶれないかな」とかしか考えられないのは、アトピー患者の悲しい"性"だなといった感じである。
終わりに
触れがたい話題であるが、言いにくいことを吐き出すのはスッキリすることである。
性に関してはアトピー関係なしに思うことがあって嫌悪している面もあるのだが、それはまた別の機会に垂れ流すかもしれない。
では、読了お粗末さまでした。m(_ _)m